柴犬専門犬舎の武蔵照陽荘って一体どんな犬舎なの?
大事な家族をお迎えするなら、当然犬舎のことは気になりますよね。
犬達がどんな環境で生活している?子犬の飼育環境は?日々どのように犬を管理している?
この記事では武蔵照陽荘の犬舎環境、犬たちが健やかに生活するための取り組み、一般的な1日の流れなどをご紹介します。
犬舎の飼育環境

武蔵照陽荘は東京都府中市にある柴犬専門の犬舎です。
自宅の一部を犬舎としており、私たち家族が一緒に暮らしています。
少数柴犬たちを丁寧に飼育しており、一般家庭で犬を飼っている環境とほぼ同じです。
こちらが建物の外観。ご覧の通り普通の住宅です。

さっそく中を見て行きましょう。

応接室
お越しいただいたら1階のお部屋にご案内します。犬舎の会長である「りっちゃん」がお出迎え。こちらでブリーダーとお話ししたり、ご希望の子犬と触れ合ったりしていただけます。
りっちゃんはこの部屋で暮らしているので、柴犬をお迎えした時の生活感をリアルに体感していただけます。

子育てエリア
2階が母犬と子犬たちが暮らすエリアです。1室全部を犬舎として広々した飼養スペースを確保。
犬舎はオーダーメイドで木目調の温かい雰囲気で犬たちがゆったり過ごせるようになっております。


2階建タイプと平家タイプで、床には滑りにくいシート、壁は丈夫で掃除のしやすい材料にこだわりました。


子育て用の産室を置いてもこの広さ。のびのび子育てができます。
犬舎の前のスペースでは子犬たちが走り回って遊べます。

ちなみに、1階はりっちゃん、2階はかえで、みくり、ぼたん、はぎ、3階にすみがおります。
ここの投稿に登場する犬たち🐶 https://t.co/ilydFTxSe5
— 黒柴りつ@武蔵照陽荘 (@kuroshiba_ritsu) February 16, 2025
犬舎の健康管理

武蔵照陽荘では毎日の健康チェックは欠かしません。
1頭ずつ健康に問題はないか、いつもと違うところがないかを、丁寧に見ます。
当然ですが、異常が見られた場合は、即動物病院を受診。
狂犬病予防、ノミダニ予防、フィラリア予防も欠かさず行なっています。
散歩は毎日1頭あたり30分以上行い、犬たちの運動不足を解消。
また1頭ずつ体質に合ったフードを与えるなど、健康維持にも注力しています。

犬舎の衛生管理

犬たちが生活するスペースは、毎日拭き掃除と除菌を行なっています。
エアコンで常に室温を保ち、特に夏場は熱中症にならないように冷房をつけたり、犬たちがいつも快適に過ごせるよう設定。
24時間換気で定期的に空気を入れ替えて新鮮な空気を保ちつつ、空気清浄機で臭い対策も行なっています。
犬舎の子犬管理

出産から1ヶ月は母犬が母乳を与えて育児を行うので、母犬のサポートに努めます。
子犬の乳歯が生えて、離乳食の時期になってからはお世話の主体が母犬からブリーダーへ移行します。
離乳食を与え、子犬の体重測定と健康観察、子犬エリアの清掃を小まめに行います。
また、子犬たちと積極的にスキンシップをとりながら、体の色々なところを触って触られることに慣れさせます。
こうすることで、爪切りやブラッシングなどを嫌がらなくなったり、動物病院での診察で怖がることがなくなるメリットがあります。
犬舎の一日

ここでは離乳食期間中の子犬たちがいる場合の犬舎の一日をご紹介します。
5:00 散歩(相性の良いペアで行きます)
8:00 成犬、子犬たちの朝ごはん+清掃
11:00 動物病院など
12:00 子犬たちの昼ごはん
15:00 接客
16:00 デスクワーク
18:00 成犬、子犬たちの夜ごはん+清掃
1日中柴犬まみれで結構体力をつかいます。
従業員は雇っておらず、私ひとり(時々妻)で世話をしています。
犬の育成で大切にしていること

この記事では柴犬専門犬舎武蔵照陽荘について解説しました。
武蔵照陽荘では少数の柴犬たちをブリーダーの自宅で丁寧に育てています。
このため、犬たちの個性を十分に理解してそれぞれにあった育て方を実践しています。
室内飼いなので、掃除機の音や人間の生活音にも慣れた状態でお迎えすることができることができます。
また、犬たちと多くのスキンシップをとることが出来るので、人間との接し方を学んだり、体のどこを触られても大丈夫になったりなど、新しいご家族様にもすんなり馴染めるような子犬に育てています。