
柴犬の魅力のひとつに多様な毛色があります。毛色によって印象が異なる柴犬ですが、どの毛色もそれぞれ個性があり、魅力的です。今回は柴犬の代表的な毛色の違いとその特徴、さらには全体における毛色の割合について詳しく解説します。
柴犬の毛色は4種類が基本
柴犬の毛色は大きく分けて以下の4種類が一般的です。柴犬全体での毛色の割合は以下の通りです。
- 赤毛(アカゲ):約70%
- 黒毛(クロゲ):約10%
- 白毛(シロゲ):約5%
- 胡麻(ゴマ):5%以下
それぞれの毛色について詳しく見ていきましょう。
赤毛(アカゲ)

赤毛は柴犬の中で最も多く見られる毛色で、全体の約70%を占めています。一般的な柴犬のイメージといえば赤毛を思い浮かべる方が多いでしょう。
特徴
- 明るい茶色から濃い茶色まで幅広い色調があります。
- 眉の部分やお腹、足先は白っぽい毛が混ざります。
黒毛(クロゲ)

黒毛の柴犬は全体の約10%を占めており、落ち着いた印象が特徴です。
特徴
- 黒い毛がベースですが、口元や眉、胸元に白や茶色の毛が入ることが多いです。
- 被毛がしっかりとしており、光の当たり具合で毛色の印象が変わります。
白毛(シロゲ)

白毛の柴犬は全体の約5%と少数派ですが、他の毛色とは異なる魅力を持っています。
特徴
- 全身が白っぽい毛色で、耳や背中に薄いクリーム色が入ることがあります。
- 目の周りや鼻は梅干し色でまれに黒色の子がいます。
- アルビノとは異なり体の色素は通常の犬と同じです。
胡麻(ゴマ)

胡麻毛は希少な毛色で、柴犬全体の約5%以下とされています。赤毛と黒毛がバランスよく混ざった毛色です。
特徴
- 「赤胡麻」「黒胡麻」「白胡麻」といったバリエーションがあります。
- 成長とともに毛色が変化することがあります。
- 子犬の時は赤毛でも胡麻の様な色合いの子犬が多いですが、ほとんどは黒が抜けて赤毛になります。本物の胡麻かどうかは成犬になった時にわかります。

毛色で性格などは変わる?
毛色の違いによる性格の差や寿命の差などはありません。 気に入った色の子をお迎えすると良いでしょう。
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武蔵照陽荘では、健康で性格の良い柴犬を育てることを第一に考えています。発現する毛色は遺伝によって異なり、生まれてくるまで何色の子犬が誕生するかはわかりません。そのため、毎回どの毛色が生まれるのかを楽しみにお待ちいただけます。どの毛色でも健康で元気な子犬が誕生するよう、細心のケアと環境づくりを行っています。